その14 これなんですか?


「トントン」とか「そぎ」と言われ、杉の生木を2〜3mmに薄くスライスしたもので屋根の下地に使います。この地方では昔から雨が多く(現在でも年間降水量では全国3位以内らしい)これを1/3から1/2重ねて屋根に貼り、瓦を敷くと雨が降ったときにこれが水を吸って膨れて隙間が締まり奥への雨水の侵入を防ぐそうです。晴れた日にはすぐ乾き呼吸するため年中家が元気だそうです。まったく先人の知恵に頭が下がります。